2013年03月28日

別離

仕事から帰ると家には誰もいなかった。

今日、ふたりは引っ越していった。
家の散らかり具合がまるで夜逃げだが、これで完全に独身に戻ったわけか。

今朝、仕事に行く前に最後のあいさつをした。
娘にはお守りを渡し、別れを告げた。
お守りには少しの小遣いと連絡先だけ忍ばせて、「かみさまたすけて」と思ったときに開けるように教えた。
いつか娘の助けになるといい。

戸建てにひとりの夜。
いままでもふたりが長期に帰省したときは一人暮らしだったが、今回は二度と帰ってこない。
自由と寂しさは表と裏だ。
娘のはしゃぐ声が聞こえないのは寂しいものだ。

もっとなにかしてやれたのではないか、という感覚は仕方のないことだろうか。
きっと正解はないよな。


仕事の休みがとれなくて行けないと思っていた入学式に、行けることになった。
晴れ姿を見に行こう。
血のつながった子供はひとりだけ。
成長を出来るだけ見守っていきたい。




娘の描いた大きな地球。

地球規模で考えればたいして遠くには行ってない。
会おうと思えば会えるのだ。



posted by ぐつ at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | イクジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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