娘が生まれて早6年3ヶ月、幼児期を無事に全うした。
このあとは児童?小児?どちらにしても小学生というのは大きな転換期だよな。
そういうわけで卒園式にいった話。
朝からビデオ撮影場所の確保に余念がないパパさんたち。
自分は開いてる隙間からなんとか撮れるだろ?てな具合に無頓着。
それでも取り逃すわけにはいかない。娘にとっては二度とないものだから。
卒園証書授与式なんてちゃんとやるんだなあ。
おれのときあったっけ?
おとなしく着席する娘、
列になって待機する娘、
呼ばれて受け取る娘、どれも感慨深い。
大きくなったなーが素直な感想。
俺はなにかしてやれただろうか?
第二部では園内で遊ぶ風景のスライドショー。
あまり前にでるタイプでない娘はまず映らない。
あ!
かすかに映ってすぐ消えた。
園児から、そして保護者から歌を贈る。
歌詞におかあさんは出てきてもなかなかおとうさんは出てこないもの。
娘のなかの父親ランクもかなり低いんだろうなー
飼い猫より下とかなんだろうなー
俺はもっとなにかしてやれたのでは?
そつなく閉会。
園児も保護者も別れを惜しんで帰ろうとしない。
娘の友達がおもむろに集まりこう言う。
「剣を集めよう!」
そう言うと、剣に見立てた祝いの花をみんなで空に突き立てた。

劇のワンシーンだろうか。
三銃士のような光景。
ひとりはみんなのためにみんなはひとりのために、か。
この友達といつまでも仲良くいられたらいいのに。
思えば俺はいないな、今も尚友達な幼稚園仲間は。
保護者はみんな口々に言う。
「どうせまた同じ小学校だからよろしくね」
輪に入れない。

小学校でもいい友達たくさん作って、笑顔で卒業式迎えてくれますように。
帰りに回転寿司でお祝い。
同じことを考えた園友と店内で再会の巻(笑)
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