今日、ふたりは引っ越していった。
家の散らかり具合がまるで夜逃げだが、これで完全に独身に戻ったわけか。
今朝、仕事に行く前に最後のあいさつをした。
娘にはお守りを渡し、別れを告げた。
お守りには少しの小遣いと連絡先だけ忍ばせて、「かみさまたすけて」と思ったときに開けるように教えた。
いつか娘の助けになるといい。
戸建てにひとりの夜。
いままでもふたりが長期に帰省したときは一人暮らしだったが、今回は二度と帰ってこない。
自由と寂しさは表と裏だ。
娘のはしゃぐ声が聞こえないのは寂しいものだ。
もっとなにかしてやれたのではないか、という感覚は仕方のないことだろうか。
きっと正解はないよな。
仕事の休みがとれなくて行けないと思っていた入学式に、行けることになった。
晴れ姿を見に行こう。
血のつながった子供はひとりだけ。
成長を出来るだけ見守っていきたい。

娘の描いた大きな地球。
地球規模で考えればたいして遠くには行ってない。
会おうと思えば会えるのだ。
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3DSやるような心境ではないですね。。
子は親の運命に引きづられるしかないのでしょうが、、
この片手剣、片親の寂しさは知っております。
自分の娘2人は、守りたいと思っています。
どうか娘さんと定期的に会えますように。
なんだか空虚な感じだったりもするので、逆にゲームで気持ち紛らわしたい気持ちもあり、ルイージマンション2を始めてたりします。
マルチプレイが熱いらしい!?
親の勝手で生まれ、親の勝手で別れ、いまはまだ事情を飲み込めてない娘もいずれ理解するときがきたとして、
すべて受け止めた上で父親でいられたなら。
定期的に永続的に会えたなら寂しさを感じさせないように努めたいものです。
片手剣さんにも幸ありますように。